中尾の家 | 住宅

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《2002年7月》 1階:RC壁式構造 2・3階:鉄骨造 / 敷地: 67.08㎡ 延床:117.56㎡

施工 株式会社 斉藤工務店
写真 橋本 征親


「 狭小地に建つ明るく伸びやかな家 」

住宅地とはいえ比較的交通量の多い5叉路角、船の帆先のようなわずか20坪の敷地である。施主は土地の予算よりこの面積が限度であったが、環境の利便性、3方を道路で囲まれている広がり、眺望を喜び、この地を選んだ。
設計には狭小地であっても豊かで落ち着きのあるシンプルな住空間を求めた。

RC壁に、鋼板に覆われた箱を乗せ、駐車場上部を大きくはね出した構成は、アンバランスな均衡を保ち、凛としたたたずまいとなっている。ピロティー、板塀、植栽等と通りへ配慮し、持ち上げられた居住スペースは、周囲に対して閉じすぎず、開きすぎない住宅を意図している。

構造は道路に接する1階をRC造、上階を軽く安価な鉄骨造。2,3階は階段室まで含めての1ルームとし、水平の広がり上下の伸びやかさを確保している。

RC壁に囲われ落ち着いた1階、明るく開放的な2階、やさしく包まれるような3階と、小さいながら違った雰囲気を持つ空間は、暮らしの変化にも柔軟にこたえることができる。


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中尾の家