吉塚の家


 

 

《2018年12月》 木造2階建 / 敷地:51.03 ㎡ 延床:59.11 ㎡

施工 有限会社 筑羽工務店
写真 Blitz studio

【 第14回 建築九州賞 奨励作品 】


敷地は、高層マンション等が建ち並ぶ狭間に、古くからの小住宅が残る僅か51㎡の狭小地である。しかし利便性も良く、計画次第では十分な広さの快適で寛いだ住まいとなりうると考えた。
1階に和室と寝室、水回り、2階に主室としてのLDK・書斎、納戸である。主室は、切妻屋根のふところを内部に採り入れ、西側窓を繋がった出窓とすること等により、大らかな気積と落ち着きを感じる空間となっている。
人の居場所に素直に開口を設け、移り行く光が、やや粗面の壁と杉板の天井に回り、穏やかな明るさと陰影を生んでいる。
玄関脇に設けた和室は、坪庭と地窓でつながる閑かな離れの趣である。炉を切り、友人を招いて茶を楽しむことも出来る。


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